説明
●A3877/3878(2012年5月/2009年6月出荷)を基にしたバリエーション製品。
●各種標記、色味を再検証の上見直し。前面表示器上部のヘッドライト点灯。
●碍子(がいし)と一部の高圧配管は緑色、パンタ脇のランボードは水色で表現。
●下枠交差パンタ搭載の1990年代後半~2000年頃の姿。
●3扉改造車のクハ711形は専用金型で室内も再現。
●S112編成のクハ711-212のみに搭載されている屋根上の冷風装置を再現。
¥24,640
711系は1967年に登場した北海道初の交流電車で、厳しい寒さに対応するため2扉デッキ付きと なり、急行型に近い内装となっています。モーターの冷却風取入口は雪の侵入を防ぐため雪切室が 設置されています。100・200番代は1980年の千歳線・室蘭本線の電化によって登場したグルー プで、クハ711-100番代のトイレが省略されたほか、側面に電動行先表示器が取り付けられまし た 。登場当初は赤2号に前面下部はクリーム4号の警戒色の塗装でしたが、1984年からより明るい 色調の赤1号にクリーム1号の帯を配した塗装に変更されました。 JR北海道では札幌周辺の混雑緩和対策として1987年より一部の編成のクハ711形の側面中 央に扉を増設し3扉に改造されました。未改造車と区別するため側面扉のクリーム帯の上下に細い 帯が追加されているのが特徴です。1992年にはS-112編成3両に対して各車異なる混雑緩和対策の試験を実施しました。モハ711-112は座席を全てロングシートに変更、クハ711-212の屋根 上に冷風装置の取り付けを実施しました。また、3両全てデッキ仕切り扉、車端部のロングシートを撤去しています。
その後も後継の721系・731系などとともに活躍を続けましたが、733系の投入により2015年3月改正で引退しました。
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