説明
● 近年まで継続していた、鉄道による工業塩輸送が楽しめる無蓋車「トラ70000」のセット
● 車番毎に原型タイプのアオリ戸(左写真)と平板タイプに改造されたアオリ戸(新規金型、右写真)、「塩積専用」標記の有無などを作り分け
● 工業塩輸送用容器を新規作成。専用部品を各車4個ずつ取り付け済
※ 工業塩輸送用容器を貨車から取り外すことは出来ません
※ 部品共用のため一部実車とは異なります。走行には別途機関車が必要です
元の価格は ¥18,150 でした。¥12,705現在の価格は ¥12,705 です。
上越線渋川にあった工場において、工業塩を用いたソーダ電解事業が2005年まで行われており、この工業塩を横浜本牧駅から輸送するために鉄道貨物が用いられました。この輸送にはFRP製の塩輸送容器が用いられ、2003年まではトキ25000やトラ70000、トラ145000などの無蓋車に積載、10両程度連結された専用貨物列車が運行されました。無蓋車の老朽化のため、2003年以降は無蓋コンテナ+コキ車に積載する形態に置き換えられましたが、事業終了と共に列車も廃止されました。
トラ70000型は老朽化した長尺2軸無蓋車を置き換えるために1967年から1969年にかけて製造された汎用無蓋車で、台枠、妻面及びアオリ戸まで全鋼製となっています。プレス鋼板を用いた波型模様が特徴的な外見を持ち、二段リンクの足回りにより最高速度75km/hでの運行が可能です。国鉄末期からトラ70000の一部は先述の工業塩輸送専用車として用いられ、アオリ戸が平板のタイプに交換された車両も見られました。
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