説明
1980年代当時、余剰となっていたキハ58系を生かし、全国各地で気動車ジョイフルトレインが登場しました。1986(昭和61)年に米子局ではお座敷気動車「ふれあいSUN-IN」をデビューさせました。車体塗装はクリーム色をベースに車体裾に中国山地をイメージした緑帯が入れられ、日本海側を青色、中国山地側には赤色で巨大な「SUN-IN」の文字があしらわれた大胆なもので、大きな話題になりました。1994(平成6)年から翌年に掛けてリニューアル工事が行われた結果、側面窓が固定化されたほか、2号車中央部の窓が通常の独立窓に復元されるなどの外見上の変化が生じました。
「ふれあいSUN-IN」が好評だったため、翌年に登場したのが「ほのぼのSUN-IN」です。和洋折衷の構造を踏襲しつつ小改良が行われたほか、小回りの効く2両編成になったのが特徴です。外板塗装は白色をベースに濃淡ブルーの帯が配された爽やかなもので、側面後端付近に鉄道車両のデザインとしては異例の「ぼかし」が入れられたデザインは大きな話題になりました。1995(平成7)年にはリニューアル改造を受けて側面窓が固定式になるなどの外見上の変化が生じました。
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