説明
●マイクロエース客車シリーズのさらなる充実
●A7254(2023年10月出荷)を基にしたバリエーション製品
●ぶどう色2号をまとったオロネ10の1960年代前半までの姿
●2等級化後、等級帯が淡緑6号、帯内の「寝台」標記が青15号になった1961年以降の姿
●客用扉上の行灯に「1等寝台」を印刷
¥3,850
画期的な軽量構造で一世を風靡した10系客車は1960年代以降さまざまな派生系列が生まれました。2等寝台車として1959年から製造されたのがオロネ10です。当時の優等寝台車はマロネ40、マロ
ネ41の「元1等寝台車」のほかにスロネ29、スロネ30といった区分室式、非冷房の2等寝台車が運用されていましたが、経年の進行のほかに寝台幅や空調装備の面で見劣りがすることからあらたにプルマン式、20系客車に準じた冷房装置付として設計されました。従来の2等寝台車と比べて各段に居住性が向上したオロネ10は大人気となり、合計で97両が登場、1960~1970年代の国鉄の夜行急行列車にはおおむね連結されている姿が見られました。製品は非常口窓が当初から開き戸として落成した後期型で、ぶどう色2号に塗装されていた姿を再現しています。2等寝台車は1960年の2等級化により1等寝台車に改称、翌年には車体側面窓下の等級帯が淡緑6号に変更されて活躍しました。
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